【祭り】「これこそ友情！イースターの日に生まれるアツい物語」（ギリシャ）

ギリシャにあるアラホバという小さな村で、

非常に“アスリートなお祭り”が開催されました。

見ている方の足腰がキツくなるようなお祭りです。

少年二人がすごい表情で旗を見つめていますね。

一体、この祭りとは、どんなものなのでしょうか？

写真と共に見ていきましょう！

＜小さな村、アラホバ＞

これがアラホバの町です。山の斜面に張り付いたように村が形成されています。まさに、壮大な山々と共に生活しているといったかんじです。

さて、例のお祭りですが、この村上げての一大イベントです。

毎年キリスト教のイースター期間中に開催されます。

それでは、お祭りの流れを順々に追ってみましょう。

＜教会でのミサ＞

村の中央にある教会へ向かうと、そこには大勢の人々が。

色とりどりの装飾をされた教会には、続々と人が集まってきます。

教会の中は人で一杯になり、ミサが行われます。

教会内に響く聖歌の迫力は圧巻です。

（※内部の撮影は禁止でした）

＜早速、山へ移動＞

これは、山の上から見下ろすようにして撮った写真です。

人々がゾロゾロと移動してきます。

奥の方には教会と、その前に溢れかえった人々が見えます。

＜ヤギを準備＞

少年がヤギを運んできます。

運び終えたら山の上で待機です。

＜よーい、どん＞

ヤギの準備が整ったところで、

合図と共に、下から勢い良く、若者が山を駆け上がってきます。

熱いレースでしたねー。

思わず手に力が入っちゃいましたよ。

一位になった人はヤギがもらえます。

＜広場で踊る＞

互いの健闘を分かち合い、踊るわけです。

民族衣装がいい雰囲気出してますね、特に足先のボンボン。

＜表彰式＞

さきほどの俊足おじいちゃんも表彰されてます。

＜アツい戦いだった＞

単なる恒例行事ではない、ドラマがそこにはあったのです。

本気で練習を積んで、ここまで来たのでしょう。

勝者がいれば、敗者もいる。

戦いの後には、友情が。

彼らの熱い思いが伝わってくるイースターの祭りでした。