【実体験】「窓が割れていたら、危険な香り?→いや、それは違う」

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割れたまど

割れた窓の写真を使って

・・・危険を表現することってあるじゃないですか?あるんですよ、きっと。実際、私もその意図で使ったりしてましたからね。

 

でも最近思うのは、割れてる窓が必ずしも、その場所の危険を表している訳ではないなということです。

 

サザエさんに出てくる、公園のとなりに住まわれている方の家に、よく野球ボールが飛んで行きますよね。そして窓ガラスが割れたり。でも、あの地域は危険じゃないんです。

つまり、何が言いたいのかというと

窓を直すお金がない、もしくは他に使おうという発想の人がそこに住んでいるということです。もしくは、誰も住んでいないか。

 

シエラレオネの首都、フリータウンを歩いていると、よくそのような窓を見かけます。だからといって、暴動が起きている訳でもなく、家宅侵入が多発しているという訳でもないのです。

 

むしろ、そのままにしているということは、それでも大丈夫なくらい街が安全だ、ということです。日本の田舎に行くと、家の戸にカギをかけない。もしくは、閉めないということもありますが、あれに近い感覚だと思うんです。

 

もちろん、それを直すお金が無いという場合もあるでしょうけど。必要ならゴミとなるようなものも使って、ものを作り出す発明の天才です。彼らは。本当に必要ならつくっているでしょう。

最後に

日本の人が見たり聞いたりしたら、危険だと思うこと。でも、そこに住む人にとっては、それが当たり前であったりもする。

 

よそにお邪魔させてもらっている身として、そこを理解する上で忘れてはならないことをここに書きました。そこに住む人の感覚にできるかぎり近づいて考えようと努力する。自分への言い聞かせです。

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