【調査】「地球誕生後に酸素をつくった岩ですと?」

◎この記事は5分ほどで読めちゃいます。

ストロマトライト
Désir d'Evasion

オーストラリアで見られるらしい。

”地球誕生後に酸素を生み出したもととされる岩の成長が見られる”という情報を得たので、早速調査してみました。

 

その岩の名前は”ストロマトライト”。

 

場所は、”西オーストラリアの最西端に位置するシャーク湾”。

 

※参考文献『この一冊で世界の地理がよくわかる!』高橋伸夫

この岩、成長しているんです。

WIKIMEDIA COMMONS
WIKIMEDIA COMMONS

なんと、この岩成長しているんです。

 

そもそも、ストロマトライトとはなんだ?ということなんですが、シアノバクテリアというバクテリアの一種がいるんですが、それの死骸が泥粒などと積み重なってできた岩です。簡単に言えば、死骸と泥などの固まりです。

 

※詳しい定義についてはこちらで解説されています。

ストロマトライト(広島大学大学院理学研究科)

 

 

続いて、この岩が成長する仕組みはこちらです。

 

ステップ1:シアノバクテリアが砂や泥の表面にくっつき、日中に光合成を行う。

ステップ2:夜間(光合成を行わないとき)には、粘液を出して、泥などの堆積物を固定。

ステップ3:シアノバクテリアは呼吸するため上へ分裂し、次の日再び光合成を始める。

 

※光合成は、後の話題でキーポイントとなります。

 

このようにして、ドーム状に成長していくわけです。1年に1mm程度の成長速度です。1mmというと微々たる数字のようですけど、地球が生きているのを感じますね。

 

コチラのサイトでは、成長の様子を絵でわかりやすく紹介してくれています。

ストロマトライトの成長

 

地球の酸素はここから生まれた。

ストロマトライト
The unwitting traveller

一番最初に、”地球誕生後に酸素を生み出した”と書きましたね。

 

その張本人が、このストロマトライトなんです。正確には、そこに生息するシアノバクテリアです。また、岩が成長する過程で、シアノバクテリアの光合成がキーポイントになっていましたね。

 

その光合成で生まれる酸素が、まさに地球最初の酸素と言われているんです。感動しませんか?

 

※光合成は、太陽の光をもとに、酸素を作り出すしくみです。

 

20億年以上も前にシアノバクテリアが誕生しました。この瞬間に、地球上の酸素が生まれたということです。私たちが吸っているこの酸素の起源は海にあるわけですねー。非常に興味深い!

 

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参考
参考

ストロマトライトの成長

ストロマトライト(広島大学大学院理学研究科)

地球に酸素をもたらした生き物の記録(東北大学総合学術博物館)

ストロマトライトーWikipediaー

シアノバクテリアーWikipediaー

◎『この一冊で世界の地理がわかる!』高橋伸夫




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