【実体験】「親切を越えた、当たり前。モスクワの地下鉄マナー。」(ロシア)

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モスクワの地下鉄駅

なんだか暗い。ほとんどの人が下を向いているか、眠っている。電車の車輪の部分とレールが接触して出る金属音が、キィー、ギギギっと響き渡っている。

 

もの寂しい。これが、モスクワの地下鉄に初めて乗った時の印象だ。

モスクワ地下鉄電車内2

ドアがガシャンと開き、いくらかの乗客が降りると、大勢の人が乗り込んで来た。

 

目の前の若者がすっと席を立った。電車から降りるには遅すぎる。ドアはもう閉まるか閉まらないかの所だ。

 

すると、すかさず一人のおじいさんがその席に座った。

 

さきほどの若者は、おじいさんに席を譲るために立ち上がったのだった。

 

その後も同じような光景を何度も目にした。皆に共通しているのが、すーっと立ち上がり、何も言わずにどこかへ移動する。譲ってもらった側も何も言わずに座る。

 

なんて、素晴らしいマナーレベルを持っているんだ。席を譲るというマナーが当たり前に定着している。特に、マナーが若者に浸透していることが印象深い。

 

電車を降りる頃には、最初に感じた「暗い」というイメージは、「暖かい」という言葉に変わっていた。

 

モスクワ地下鉄内
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