【グルメレポート】「目の前で、そこまでしてくれるの?心温まるゆで卵。」(アフリカ)

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ダカールのバスターミナル

ここはセネガルの首都ダカールにあるバスターミナル。乗り合いタクシーが発車するまで時間がある。

 

ちょうどいい。ゆで卵の売歩きをしている人がいるので、その人から買ってみよう。

 

その男は立ち止まると、ひとつの卵を手にとった。そのまま渡すのかと思いきや、殻をむいてくれている。非常に有り難い。殻をむくのには、中々手間がかかる。

 

きれいに殻を取り終わると、今度はナイフを取り出してそれを四等分にしてくれた。次に胡椒をかける。最後に紙を取り出し、それに卵を乗せて出来上がり。

 

紙にのったゆで卵

何の変哲もない卵かもしれない。だけどうまかった。少なくともそう感じた。

 

真剣な表情で、卵の殻をむいている姿を見せられた後で、これを食べてまずいわけがない。濃い目の胡椒と薄味の卵がなんとも言えない塩加減になり、口の中で踊った。

 

4つのかけらになったうちの3つは一緒にタクシーに乗っていた人にあげた。自然と、そうしたくなるような卵だった。