世界には、驚くほどたくさんの国々がある。
恐らく、私たちは、そのほとんどを知った気でいるだろう。
それでは、ここに紹介する“全く知られていない5つの国”を、
あなたは、知っているだろうか?
きっと、こんな国が、存在していたのか!と驚くはすだ。
この国の中で、2つ知っていれば、それだけで相当な国マニアだと言えるだろう。
ナゴルノ・カラバフは、アルメニアとアゼルバイジャンの間に位置する独立国であるが、彼らが独立国であることを認めているのは、アブハジア、南オセチア、沿ドニエストルだけである。これらも、ナゴルノ・カラバフと同じく、民族問題などを抱え、真の国家樹立へと奮闘している。この地域はコーカサスと呼ばれ、旧ソ連諸国家と、ロシア、独立を目指した地域の三つ巴が展開され、非常に不安定な場所だと言える。
ピトケアン諸島の正式名称は、“ピトケアン・ヘンダーソン・デュシー及びオエノ諸島”である。この国は、かつてはイギリスの植民地とされていた4つの火山島から構成されていて、ここで話される言語は、英語とタヒチ語がミックスされたもの。
ここ数年で、この国にある教会が閉鎖されてしまったのだが、その理由が、なんと、教会に訪れる島民がたったの8人しかいないから。さらに、この島には、ダンスをすることや、お酒を飲むことへを強く禁止する道徳感が、歴史的に根付いており、娯楽施設と言えるようなものは、一つのバーとカフェがあるのみ。その他には、政府の運営する店では、酒類やタバコが販売されている。
トケラウは、3つの島から構成される国であるが、自治権は持たず、ニュージーランドがこれを掌握している。この国の名前“トケラウ”とは、ポリネシアの言葉で、“北の風”という意味。この島には、これと言った名産品や産業はなく、国の存続は、ニュージーランドからの補助金に頼っている。ちなみに、国民の96%は、キリスト教を信仰する、敬虔なキリスト教国である。
ガーンジーはイギリスによって管理されているが、この国は、EUに属している訳でもなく、イギリスの一部という訳でもない。この国はイギリス海峡に浮かぶ小さな島であり、フランス北西部、ノルマンディー地方の沖に位置している。ガーンジーの国の人々は、国内における完全なる自治権を持ち、現在では、イギリスからの独立に向けた話し合いもなされている。
シーランド公国は、世界一小さい国として主張しているが、国連加盟国で、それを国家として承認している国はない。この国は、もともとイギリスが第二次世界対戦時に要塞として海上につくった、言わば、基地である。その頃は300人ほどの海軍が常駐していたが、戦争が終結すると、その場所は放棄されてしまった。
そんな中、元イギリス陸軍少佐で海賊放送の運営者だったパディ・ロイ・ベーツが、イギリス放送法違反で訴えられたため、当時イギリスの領海外に存在したこの要塞に目をつけ、占拠し独立宣言を発表。さらに、要塞を「シーランド」と名付け、自らロイ・ベーツ公と名乗った。
イギリス側は、立ち退きを求め、裁判を起こしたが、シーランド公国が、イギリスの領海外にあることを理由に、裁判所は、管轄外であるとの判断を下している。
面白い国を知りたい方へ
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