著者:Shunya Ohira(Google+)
1週間毎に1時間、生活リズムを調整していこう。例えば、旅行先との時差が5時間ならば、出発の5週間前から徐々に変えてみるとよい。時差が大きければ大きいほど、それだけ早くから調整をする必要がある。
フライトの当日には、十分な水分をとるようにしよう。時差ボケが脱水症状を併発することがある。水分のとり方としては、カフェインやアルコールを含まないものが理想的。
飛行機に乗り込んだら、すぐに腕時計や携帯の時間を現地のものに合わせるように心がけよう。気持ちを現地の時間に合わせるという意味で非常に大事な作業だ。よく、現地の空港に到着する寸前に時計を合わせる人がいるが、それでは急激に気持ちや体内時計を調整する形になってしまう。
もし、現地の時間が昼間ならば、起きて映画を見たり、話したり、本を読んだり。現地が夜の場合は、機内が明るくても寝るようにしよう。周りがうるさい時のために、耳栓を、明るい機内で寝る時のために、サングラスを持ち込もう。
シートをアップグレードして、時には高価な席に座ることも検討したい。長時間のフライトであれば、特にアップグレードすることの価値は大きくなるだろう。現地について、時差ボケになり一日台無しにするのか、それともシートに多めにお金をかけるのか冷静に判断しよう。
かかりつけの医師に相談して、弱い睡眠薬を処方してもらうという手もある。狭い座席に座っているとアドレナリンと同系統の物質が分泌され、頭に多くの血が上ってしまう。これが、眠りにつくことを妨げている。
現地時間に合わせた時計を参考にしながら、食事の時間を考えよう。現地時間の朝7時、昼12時、夕方6時などに食事をとるようにすると、現地に着いてからの生活スタイルにスムーズに移行することができる。機内食をキープしておいて好きな時間に食べることもできるし、食事の内容も、なるべく朝食なら朝食にあったものを選んで食べるようにしたい。
現地に到着したら、なるべく太陽の光を浴びるようにしよう。日光は、人間の体内時計を調整する力を持っている。あまりにも眠い時は、30分の昼寝が有効。それ以上寝てしまうと時差ボケを促進してしまう危険性がある。
現地に到着してすぐの食事は、軽いものにしよう。機内での食事が少なくなりがちなことや、長時間の移動で疲労が溜まっていることも考えると、胃に負担がかからないものから食べるようにしたい。
旅行先では、ぜひともぐっすりと寝たいもの。日中はなるべく外を歩いたり、体を動かしたりすることで、適度な疲労を溜めるようにしよう。
参考:How to Avoid Jet Lag