この青い光の正体は、なんと赤潮です。この地域の赤潮の性質上、昼間には文字通り「赤」に。
きれいな「青」に光るのは、真っ暗になる夜だけです。
この赤潮を構成しているのが、プランクトンを始めとする無数の微生物です。
この微生物が水中に含まれる酸素と反応し光を発しています。
→このような現象を生物発光と言い、私たちの身近にある例では、ホタルなどがいます。
人が動いた時に光ったり、ボートの通った道筋が光ったり、波が起きたところが光ったりするのは、水に衝撃が加わった際に、微生物と酸素の化学反応が強くなっているためです。
足あとが光るなんて、現実の世界だとは思えませんね。あと、道に迷いませんね。
この微生物の中には、人間の害になる毒を持っているものや、貝の体内でのみ毒性を持つものもいます。
いずれにせよ、発疹や目の刺激の原因にもなる可能性があるので、泳ぐのは控えた方がよさそうです。
・・・とはいえ、陸から眺める分には、最高の景色!